鎌田先生のいのちの対話総集編。

ＮＨＫラジオです。
つけたときにはもう始まっていて、金子みすずの「この道」という詩に曲をつけたものを吉岡しげみさんが歌っていました。

今まで何回分かの総集編ということで、いろいろな方の話がありました。ロザンナさん、加藤登紀子さん、辻信一さん、・・・どのお話も良かったですが、特に印象に残ったのは、初めて知った石野見幸さんというジャズシンガーでした。

１１時頃から、鎌田先生が最近イラクの難民キャンプを訪ねたときのことを話されました。状況は厳しいらしいです。小児科に入院している子供達に勉強をさせてやりたいこと、今４つの病院に薬を送っているが足りないこと、バスラの図書館に勤務していた女性がイラク戦争が始まったときに７割の本を運び出して守ったこと等々を話されました。
イラクの戦争が始まってからきょうで５年だそうです。

ブラダン・コチさんのチェロの演奏はサラサーテのチゴイネルワイゼンでした。
演奏後、「ＣＤを作ってその収益をイラクの子どもたちの医療費に使ってほしい」と言うコチさんの言葉を紹介されていました。
３月１５日のコンサートの際のお話に繋がっています。

●コチさんの記事、こちらもよろしかったらどうぞ　→　３月１５日・３月１４日