2007年 02月 03日
今は夜?・・・ムーンライトスノーシュー

昨シーズン、体験したヒトからさんざん聞かされていた。
「まさしく宮沢賢治の世界だ」と・・・
今回誘われたとき、本当は少し迷ったのデス。次の日のことやあれこれ考えて。
しかも2、3日前「その日は曇りで中止になりそう」という情報。
しかしもともと「おいしいものを食べてからムーンライトスノーシューに行きませんか?」というお誘いだったので、「中止になったら、ゆっくりおいしいものを食べればいいじゃないですか!」という
で、結果は・・・誘ってくれてありがとね・・・(感涙)
ききしにまさる不思議な世界でした。
誰か後からサーチライトで照らしているんじゃないか?と思うほどの明るさ。
明るすぎる!まぶしいくらいの月明かりとはこのことか!
雪原の中に寝転んで月と向かい合う。
なんだか余分なものがどんどん消えていって物語と現実の境界もわからなくなるような感覚。そそりたつカラマツの枝の間から見る月や星の輝き。
う~ん、何と表現したらいいのか!
これは行ってみるしかない世界です!(防寒対策をバッチリして)
写真はフジケンさんのブログから拝借。いいよね?
夜とは思えないです!
フジケンさんのホームページ「蓼科スノートレッキング倶楽部」

月夜は明るいものでしょ!!
ってね。雪道の運転したくないわたしがうらやましくて言っているだけです。
月夜が明るくてもうちの中にいるよい子は知らないですごしてしまいますからね。
昨日わたしも月夜にお散歩していました。
ムーンライトスノーシューにいってる人たちは今頃はしゃいでいるに違いないと思いました。だって、雪山を眺めるだけでも十分きれいなのに、足元も銀世界なんでしょ?


満月って本当に明るい!そして目の前の蓼科山から立ち上がっていた北斗七星! 月光値千金なんて言いますが、雪の上に仰向けになって満月を凝視し対話した(?)のも初めて!
月映え・明月・・・・乏しい語彙の中から、そんな言葉が思い浮かびましたが、それより最初に感じたのは、盆のような月がぁ♪でなく、ホットケーキのような月・・・・と、満腹状態なのにやはり食い気の方(喝)。
月に吠える・・・・なんて言葉も浮かんで来ましたが、じっと雪の中に横たわっていると、犬やヒョットしたら狼の遠吠えも・・・・なんて連想してしまう、まさに朔太郎の凍の世界でありました。


キリリとした表情をしていたと思いますので、きっと見間違いでしょう?


それにしても、居心地の良い雪月夜でした。
普段は賑やかな方々も、あの雪寝の時間だけはおとなしくなってしまいますよね。
また行きましょう!
