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風路のこぶちさわ日記

落下の解剖学

東座で上映しているときに見に行けませんでした。
テレビで鑑賞。

邦題は原題の直訳のようですが、「ある転落の物語」という感じらしいです。
家族(夫婦)の軋みのようなものが次第に明らかになっていくのを解剖と表現したのかな?

1人の男性が転落して死亡。
事故か自殺か他殺か、謎・・・発見したのは視力障碍のある一人息子。
妻に殺害の疑いがかけられます。

弁護士とのやりとり、検事の追及や証人の証言から、夫婦の過去や日常が露わになって、息詰まるようです。
妻の動揺や葛藤、苦悩が我がことのように感じられ、2時間半という時間が長く感じませんでした。
脚本がすごい・・・

そして、家族の一員と思われる犬!(「本名」はメッシ君だそうです)
途中、本当に死んでしまったのでは!と息をのむ場面がありました。
思わず「えっ、あれは演技なの?」(!)
アカデミー賞で何かの賞を取ったとか??? 納得!

背景の雪山が美しい・・・映画館で見たら迫力があっただろうな~


by kaze-michi | 2025-03-13 22:24 | 本・音楽・映画・劇・新聞テレビ | Trackback | Comments(0)