
半年ぶりの東座です。
「青いカフタンの仕立て屋」以来。
今、その「青いカフタンの仕立て屋」のアンコール上映もやっています。
さすがにアンコール上映、かなり多くの人が来ていました。
帰る時に、小淵沢の知りあいにもあいました!
もう一度見たい気持ちもありますが、きょうは「燃え上がる女性記者たち」。
インドは今もカースト制が厳しく、その最下層に置かれている女性たちが作った新聞社。
その記者たちの、ドキュメンタリーです。
「メディアで人を守ることができるーー心の声を聴くことをあきらめない」
チラシの中のコピーが、彼女たちの心意気を表しています。
世間や家族の無理解や偏見、身の危険もあるだろうと思われますが、怯むことなく、忖度することなく、果敢に取材に取り組む姿は清々しい。
ペンから慣れないスマホに変え、初心者には教え、互いに成長していく過程は眩しいくらいです。
レイプや暴力、理不尽な目に会っても泣き寝入りするしかない人々に寄り添い、丁寧に話を聞き記事にする。
警察も動いてくれないときに、この記事や動画が力を持ち、少しずつ壁を動かしていく・・・動きそうもない壁の前で立ちすくむことも多いと思われますが、・・少しずつ世の中を変えていけるはず、という信念。
これこそがジャーナリスト・ジャーナリズムだと思わせてくれます。
1月には「ポトフ」という映画も上映されます。
「心と味覚を揺さぶられる新たなるグルメ映画の金字塔」
見に行かなくちゃ!