
隆祥堂書店で、いろいろ本を買って送ってもらうことにしたとき、それならば・・・と大人買いをしてしまった「はだしのゲン」。
目にしたことはあっても、通して読んだことはなかったので、1巻から読んでいます。
原爆が落とされる1945年の4月から始まっていて、ゲン少年は食料不足でひもじいながら、明るくたくましく家族仲良く暮らしていました。
お父さんは「この戦争はまちがっている」と口にしてしまうため「非国民」と、警察からはにらまれ、町の人からも村八分のような扱い。
今、朝ドラ「ブギウギ」でも、警察官はもちろん、普通の市民が派手な服装や髪型などを取り締まる側に立っています。
「普通の」市民が戦争に協力していくのがこわい・・・しかもそれを正しいことと思って。
(確か「おちょやん」でも同じように「国防婦人会」が取り締まりに町内を回っている場面がありました)
きょうから第2巻を読みます。
「ブギウギ」ではスズ子さんが敵性音楽だからと好きな歌(ジャズ)を歌えなくなっていますが、茨田りつ子さん(淡谷のり子さんがモデル)は、警官に果敢に抵抗・・・そして何度も出頭させられる・・・実話なんですよね。