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風路のこぶちさわ日記

平和の詩2022

きょうは夕食無しのお客様なので、お掃除・ベッドメイクが終わればちょっと余裕?

きのうの新聞を探し出してきました。
毎年慰霊の日に朗読される「平和の詩」が素晴らしくて・・・
ありました!

平和の詩2022_f0019247_18271695.jpg

今年は小学2年生・德元穂菜さんの詩。
こわいをしってへいわがわかった

佐喜眞美術館で、丸木位里さん俊さん作の「沖縄戦の図」を見たときに感じたことを詩にしたのだそう。

この新聞も永久保存版です。





「こわいをしって、へいわがわかった」。

びじゅつかんへお出かけ
おじいちゃんや
おばあちゃんも
いっしょに
みんなでお出かけ
うれしいな

こわくてかなしい絵だった
たくさんの人がしんでいた
小さな赤ちゃんや、おかあさん

風ぐるまや
チョウチョの絵もあったけど
とてもかなしい絵だった

おかあさんが、
七十七年前のおきなわの絵だと言った
ほんとうにあったことなのだ

たくさんの人たちがしんでいて
ガイコツもあった
わたしとおなじ年の子どもが
かなしそうに見ている

こわいよ
かなしいよ
かわいそうだよ
せんそうのはんたいはなに?
へいわ?
へいわってなに?

きゅうにこわくなって
おかあさんにくっついた
あたたかくてほっとした
これがへいわなのかな

おねえちゃんとけんかした
おかあさんは、二人の話を聞いてくれた
そして仲なおり
これがへいわなのかな

せんそうがこわいから
へいわをつかみたい
ずっとポケットにいれてもっておく
ぜったいおとさないように
なくさないように
わすれないように
こわいをしって、へいわがわかった」。


by kaze-michi | 2022-06-25 22:57 | 平和・社会のこと | Trackback | Comments(0)
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