きょうはお迎え。
ちょっとお疲れの表情。
尋ねると、もう退院の準備も済んでから「ちょっと待ってください」と言われ、そのちょっとが相当長くてそれで疲れた、とのこと。
検査自体の疲れではないなら良かった・・・かな?
ともかく、無事に我が家へ。
雨に濡れた花々がお迎えです。ハギは雨の重みで、玄関に入るのを阻止するかのように垂れ下がっています。
病院帰りのひとに早速、仕事を!
通るのに邪魔にならないくらいに剪定してもらいました。
その後、少しシェスタタイム・・・というかきょうは休養日とします。
「やさしい猫」読みおわりました。
スリランカ出身のクマラさん(クマさん)とシングルマザーのミユキさんとその娘のマヤちゃんのお話。
クマさんとミユキさんがいろいろなハードルを乗り越えながら互いに愛情を育み、やっと一緒になろうと決心。
そこで思いもよらなかった在留許可とかビザの問題に直面します。
普段知ることのない、入管(出入国管理局)行政の問題点を、マヤちゃんの目線で語ってくれるので、一緒に「ありえない!」「それはない!」「ひどいんじゃない!」と心の中で叫びながら読み進めていました。
身近でこういうことが起こらないと知らないままで、済ませてしまっているのだな。
本は丁寧な取材を元にしたフィクションですが、実際に入管の中では人道的にもありえない処遇がされていて、「人権が守られていない」と何度も国連の人権委員会から改善するように言われているそうです。
何も知らずににいたこと、恥ずかしい・・・。
「となりの難民」という本を読んでみようかと思います?