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風路のこぶちさわ日記

旅立つ息子へ

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愛する息子ウリのために人生を捧げてきた父アハロンは、田舎で二人だけの生活を楽しんできた。
しかし別居中の妻タマラは自閉症スペクトラムを抱える息子の将来を心配し、全寮制の支援施設への入所を決める。
・・・入所の日、ウリは大好きな父との別れにパニックを起こしてしまう。
アハロンは決意した。「息子は自分が守る―」こうして2人だけの無謀な逃避行が始まった。(チラシより)


映画を見ている間中、以前の職場のことを思い出していました。
もどかしさや、痛みや、愛おしさ・・・全部ふくめてなつかしい・・・

以前出会ったのはもっと小さな子どもたちだったけど、いつも大きくなったらどうなるのだろう?この社会は温かく受け入れてくれるのだろうか?という心配が薄れることはなかったです。

自分が守るしかないという父親の気持ちも、一人で守るには限界があるのだから社会に(施設に)委ねることも必要という母親の気持ちも、どちらも最もだと思わされます。

が、自分が一番理解している、守ってやれるのは自分しかいない、という父親が、旅(逃避行)の中で、知らなかった息子の一面(成長も)に少しずつ気づかされ、父親の中にも変化が生じていったようです。それとは自覚していないかもしれませんが。

息子役のノアム・インベル、演技とは思えないリアリティ!
映画の中に出てくるエピソードのひとつ。自動ドアのボタンが、「あるある」でした。
最後のシーンにも。きっと父親の決断にも影響したのかもしれません・・・?

●塩尻東座で7月9日(金)まで。10時・14時・18時30分
一般1800円ですが電話予約で1500円。 0263‐52‐0515


by kaze-michi | 2021-07-01 22:54 | 本・音楽・映画・劇・テレビ | Trackback | Comments(0)