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風路のこぶちさわ日記

矢の堂観音堂と新しい観音様

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きょうは地元のフットパス。距離は6キロ。お昼頃には終わる予定です。
予報では暖かい日とのことで、あまり厚着をしていないような方もチラホラ。

しかし!八ヶ岳颪の厳しさを甘く見てはいけません!?
地元民でも寒いです~~ブルブル・・・
しかし、しかし、空は八ヶ岳ブルー!山々は美しいです♪

集合は小淵沢駅。
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参加者は28名?
最初に駅構内に飾られた吊るし雛を見学。
その後、屋上へ。
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周りの山々は冬こそ美しい・・・

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さて!矢の堂へ。地元の矢の堂奉賛会の代表のお話を聞くことができました。
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茅葺屋根のふき替え、前回は25年前。その前はよくわからないとのこと。
今回のことは、きちんとまとめて次に伝えるようにしたそうです。
記録は本当に大事。次にその役に当たった方にきっと大いに感謝されるのでなないかと思います。
その資料の箱?に書いた文字は「織」だそうです。
新しい観音様を建てるにあたってのお話は「話し出せばきり無い」という感じのように思われました。
やはり、観音平まで33体建てる予定だったとのこと。いろいろあり、17体で止まっているそうです。

特別に見せて頂けた天井画も素晴らしい。三枝雲岱など3人の作とのこと。
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さて、いよいよ観音様を訪ねて登りの道になります。日差しもあるので、大分身体も温まってきました。
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高速バスの駐車場。5番の観音様。


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スパティオ通りに入って。
「観音平までなのに、どうしてここで横に曲がったのだろう?」と疑問に思っていたので、尋ねてみたら昔の道はかなり曲がっていたのではないかと思われる・・・ということのようです?

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スパティオ通りから下ります。謎だった駅の北側の観音様が33番とのこと。
そこで集合写真。
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駅の近くでは紅梅がほぼ満開。菜の花も咲き、200mほどの差で風路周辺とは大違い!
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真冬の寒さからポカポカの春爛漫まで、小淵沢の自然も文化も感じられた充実のフットパスでした!


フェイスブックに仲間のPさんが書かれた矢の堂についての解説があったのをお借りしました。

矢の堂とは新羅三郎義光が先勝祈願のために小淵沢に建立したお堂で、聖観音菩薩像を祀ったのが発祥とされています。
1167年前後のことでした。
約400年後、武田信玄が大門峠の戦いで戦勝したのを記念し、編笠山の中腹に移祀しました。今の観音平です。
武田家滅亡後、観音平のお堂は荒廃し、1781年、今の小淵沢尾根地区に再び移祀され、現在に至っています。

ひとつひとつの観音様の写真は「八ヶ岳歩こう会」のホームページをごらんください。

by kaze-michi | 2021-03-15 22:51 | 八ケ岳歩こう会 | Trackback | Comments(0)