納会ウォークは終わったものの、今年のフィナーレにふさわしいウォークです。
夏の猛暑のときに第一回の下見をして、きょうの極寒の日に最終回!
早朝の小淵沢の寒さ!!!
何枚も重ね着をして出発です。
集合は前回のゴール勝沼ぶどう郷駅。駅前の大イチョウはすっかり葉を落とし、南アルプス白峰三山は文字通り白峰。

駅を出発してすぐに左折。大善寺の標識に従って、ブドウ畑の中を行きます。
途中で、鳥居焼きと笈形焼きの説明がありました。背後には鳥居焼きの場所、向こうに見える山の中腹に笈形焼きの長谷寺(ちょうこくじ)があるそうです。甲府周辺在住の方たちは良く知っている行事のようです?

ブドウの葉もすっかり散っていますが、紅葉した葉の色とワインの説明もありました。

大善寺着。ここで勝頼一行は一晩を過ごした、と信玄の従妹の理慶尼記にあるそうです。

門の前で集合写真。きょうは25名の参加?

20号から右に入ったところに芭蕉の句碑。

鞍懸・血洗沢などの説明を聞き、駒飼宿へ。
勝頼腰掛石を見学して、本陣跡へ。

本陣までがかなりの登り!これまで歩いてきた20号もゆるやかではありますが、ず~っと登り。上着を脱ぐ人多数。
本陣からは下って20号へ。昼食場所の甲斐大和まではもうすぐ♪

昼食後、勝頼像で集合写真を撮り、景徳院へと向かいます。
四郎作古戦場。「しろ(う)さく」と読むのかと思いましたが、「しろづくり」と読むようです。
小宮山内膳という忠臣が、蟄居先から馳せ参じて戦ったところとのことです。
「鳥居畑古戦場」を通り、いよいよ景徳院へ。
景徳院駐車場の脇には下の日川に身を投げたという、勝頼夫人とお付きの侍女16名が彫られた石碑。

景徳院の門の前で集合写真。
境内には、勝頼、勝頼夫人、信勝の自害したと言われる生害石やお墓があります。
ここで、このウォークはゴールとなり、甲斐大和駅へ戻る本隊と、「思案石」まで行く組とに分かれました。
下見のときに、思案石まで行けなかったS氏。今回がんばって行きたいとのこと。
みなさんの足を引っ張らないか、ちょっと不安な約2名・・・
途中、この行程中、何度か名前の出た土屋惣藏の片手千人切りの場所。

この組のリーダー・けんさんの説明。遅れていましたが、ここでなんとか追いつきました。

こちらが思案石。ここより先に進むことを諦め、戻る決意をした場所だそうです。
この看板の向かって左に、3~4個の石があり、どれがそうなのかよくわかりませんが、そのうちのどれかみたいです。
なんとかここまで来られました!
1582年、400年以上前に新府城からここまでの道を通った人々に、わずかでも思いを寄せて歩いたこと、今年の貴重な経験となりました。
企画してくれて、ありがとうございました!