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風路のこぶちさわ日記

「コリーニ事件」

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最初にホテルで衝撃的な殺人事件。
血しぶきを浴びた状態のままホテルのロビーに座る犯人。

その犯人の弁護を引き受けた新米の弁護士。
被害者はその弁護士の親友の祖父であり、自身の育ての親ともいうべき存在だった。

一時は弁護を引き受けたことを後悔するのですが、結局弁護を続けることに。
しかし、犯人は何一つ語ろうとしません。
その犯人役がフランコ・ネロ! (マカロニ・ウェスタン、て古いか・・・)
その犯人の出身地まで行き、衝撃の事実が明らかになります。
イタリアの小さな村で起こった凄惨な事件。

そして戦後の一時期、ナチスの高官だった人々が、どんどん普通の市民として暮らすようになったころ、一つの法律が成立。
その法律にそっとしのびこませたある一文。
ドイツにとって、「不都合な真実」ともいうべき事実が次第に明らかになっていく過程は見ていて、息詰まるような緊迫感。

ドイツ(の映画)はすごいな~!
自分の国が行ったことに真摯に向き合っている、と感じさせられる。
そういえば、大分前やっぱり東座でみた「顔のないヒトラーたち」も自国の恥部ときちんと向き合おうとする若き検事たちの物語でした。(これも確か事実に基づいた?)

あったことをなかったことにはできないものね。


by kaze-michi | 2020-11-13 23:11 | 本・音楽・映画・劇・テレビ | Trackback | Comments(0)