今回は鳥居峠越えです!
トレッキングシューズにダブルストック、と準備を整え、気合を入れて?いざ出発!
・・・しかし、最初は奈良井宿をガイドさんの案内で小一時間見学だそう。それじゃあストックはいらないな・・・と仕舞ったら、なんとしょっぱなから階段登りじゃ、ありませんか!
・・・またまたしかし!ここは来ない訳には行きませんね。
昔の街道がそのまま残っているという杉並木。今日はここから覗くだけですが、100mほど続いているのだそうです。
せっかくなので3m(!)ほど奥まで行って、写真(やらせの?)だけ撮りました!
さて、ガイドさんと奈良井の町歩きです。
始めに、専念寺へ。幸運にも若いご住職さんがいらっしゃって説明をしてくださいました。

由緒などの説明の中に、うなり石のエピソード。
災害などで?この場所に移ったときに、整地をするために出てきた大石をどかしたら、その石がうなり声を発し、しずめるために釘を打ち込んだとのこと。
あとで調べてみたら、「釘では止まず、お酒をたっぷり浴びせかけたら止まった」と書いてある記事もありました!?

この石ですが、看板にお酒のことは書いてありませんでした・・・(^^)
さて、ガイドさんの説明を聞きながら歩くとやっぱり違いますね。でもそばに行かないとなかなか全部聞きとることが難しい。
奈良井の家並み、家の作り、ほとんど隣との隙間がないこと、「ひや」のことなどなど・・・
小一時間はあっと言う間でした。

お昼はお蕎麦やさんへ。
外からは見えない3階のある、古い由緒ある?お蕎麦屋さんのようでした。でも透明のパーテーション、対角に配膳など気を使ってくださっていました。
さて!お昼を食べてからいよいよ峠越えです!
鎮神社で集合写真を撮り、ストックをしっかり用意して・・・

以前反対側から来たことがありますが、こちらから行ったのは初めてかな・・・?(1度あったみたいです。忘れていました)
途中の黄葉した木々も美しく、気持ちのいい道です・・・
鳥居峠は、今「勝頼エレジーの道」で歩いている原因の一つとなった合戦跡。
この合戦の後、1か月後には新府城に火を放ち、逃走していくのです。
「葬り沢」というところにある看板には500人もの戦死者を葬ったと書かれてました。
中の茶屋と「恩讐の彼方に」のお話なども聞き、またがんばって登っていくと峰の茶屋。
立派な休憩所となっています。

それから少しまた進んで御嶽神社遙拝所。
きょうは時折青空が見えるものの、雲も多かったので、見えないかもしれない・・・?

見えました!ラッキー♪ みなさん行いがいいのですね!?

鳥居峠は、俳句を投稿するようになっていた、という記憶が鮮明です。
なぜなら、その時本当に何も浮かばなかったので。
今回、そのポスト(?)はありましたが、用紙は無く、ポストの中はハチの巣となっていたようです・・・?
今、「プレバト」という番組の俳句コーナーが楽しみで、今回は何か一句ものしたいな(?)と密かに思っていたので、ちょっと残念!?
ここでまた集合写真を撮ってあとは下るだけ。展望台から見る光景が素晴らしかったです。
向こうに見えるのが藪原と思われます。

昔から続く石畳の道を通り、さらに下りたところに「天降社の大モミジ」。紅葉のじゅうたんとなっています。

藪原宿を通り抜ければ、ゴールの道の駅はすぐそこ。
藪原の町では若者がいろいろなアート作品を展示したりしていました。
中山道歩き、楽しいです。次回は来年1月の予定?次回も楽しみです♪
兵あまた 眠れる渓に 落ち葉積む
色変えぬ松や 奈良井の宿に在り