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風路のこぶちさわ日記

「パブリック図書館の奇跡」

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見たかった映画です!
なんといってもエミリオ・エステベス監督作品ですから!
「星の旅人たち(The Way)」の・・・

公共って何だろう?「ルール」と「命」を天秤にかけたならどちらが優先されるのだろう?
極寒の町では毎晩のようにホームレスの凍死者が出る。
彼らは図書館の開いている時間はそこで暖をとる・・・洗面なども!・・・
でも午後5時になると追い出される。これからが冷え込む時間なのに。
町の緊急シェルターはいっぱい。もっと数を増やすように言われていてもなかなか実行されない。

そしてその日・・・70名ものホームレスは図書館から出ないことにした。
出ていけとは言えない図書館員。なんとか一晩だけでもいさせてやれないか、と館長に頼みますが、ルール上無理と言われ・・・

それからは警察・検察・マスコミなども入って大騒動に。

それぞれユニークな登場人物、ユーモア・機知に富むセリフ、図書館員はもちろん、ホームレスひとりひとりの存在感もさすが!
「声をあげる」ということばも刺さります。

自分が図書館員の立場だったらどうするだろう?
ホームレスの立場、またはホームレスになった知り合いなどがいたら?
一晩くらいいさせてあげたらいいのに・・・と思ってしまうけど、一晩じゃあ解決しないし。緊急シェルターが圧倒的に足りないというのは、政治の問題であるはずなのに?

などなど、映画として楽しみながら、考えさせられ・・・
さすがエミリオ・エステベス!

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そういえば・・・日本ではどうなんだろう?・・・と思って、思い出しました。
10年以上前?、派遣切りが激しくなったとき。
年末年始に公共の場が全部閉まってしまうことに危機感を持った「年越し派遣村」を支える人々の要請に答えて、当時厚生労働副大臣だった(?)現愛知県知事の大村秀章さんが、厚労省の施設を開放してくれた、ということがあったような・・・?
今、そんなことをしてくれる与党政治家や役人がいるんだろうか?


by kaze-michi | 2020-10-22 22:46 | 本・音楽・映画・劇・テレビ | Trackback | Comments(0)