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風路のこぶちさわ日記

生活ほっと「医療難民」

新聞の番組欄を見ていたら「生活ほっと 医療難民・リハビリが受けられない▽絶たれる復帰への道」とあります。
8時35分からNHKの生活ほっとモーニングという番組です。
先日、身近な方たちに署名をお願いしていたこともあり、自分でも勉強しなくちゃなぁ・・・
と思っていたので、しっかり?見ました。

脳卒中で倒れ左半身マヒになった方が2年たって、リハビリにより全く動かなかった左手の感覚が少し戻り、寝たきりを覚悟していたのが杖をつきながら歩けるようになっていました。
今の目標は杖をつかずに歩けるようになり、仕事もまたやりたいと思っているのだそうです。
それが絶たれてしまうのではないか、と不安な表情でした。

除外規定というのもあるそうですが、その区分けもはっきりしていないそうです。
また医療リハビリを終わらせて次は介護リハビリに移行させたいというのが厚生労働省の考えだそうですが、介護リハビリの現場も受け皿が少なく、待っている人が増え、リハビリ難民と呼ばれているとか。今年の10月にはこの法案で決められた180日になるため、このリハビリ難民が大勢増えるのではないかと現場の方たちは悩んでいるそうです。

番組に出ていた、リハビリテーション病院の院長さん?が「アメリカでは1ヶ月で打ち切られてしまう」と発言されていてびっくりしました。
 アナウンサー「その後どうするんですか?」
 院長さん   「お金持ちは続けられます」
 アナウンサー「まさしく医療格差ですね!」

   !!!

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

署名は40日ほどの間に444,022人の署名が集まったそうです。
(実は20数名の方に署名して頂いたので、それが無かったら44の次は3だったな・・・などと余計な計算をしたりして・・・ おつきゆきえさんの「もう少し期間が長かったら聴きに来てくださった方にもお願いしたのに」とのことばに(TT)・・・ )
その署名を持って6月30日に厚生労働省に提出したそうです。番組の最初にはその様子も放映されていました。

 ちょっと長くなりますが多田富雄さんの声明文を引用します。

          ・・・・・・・・・・ここから・・・・・・・・・・・

  本年4月の診療報酬改定では、必要に応じて受けるべきリハビリ医療が、原則と
  して、発症から、最大180日に制限されてしまいました。
  個々の患者の、病状や障害の程度を考慮せず、機械的に日数のみでリハビリを
  打ち切るという乱暴な改定です。
  それも、国民にほとんど知らされることなく、唐突に実施されてしまったのです。

  障害や病状には個人差があります。同じ病気でも、病状により、リハビリを必要と
  する期間は異なります。
  また、リハビリ無しでは、生活機能が落ち、命を落とすものもいます。
  障害を負った患者は、この制度によって、生命の質を守ることが出来ず、寝たきり
  になる人も多いのです。
  リハビリは、私たち患者の、最後の命綱なのです。
  必要なリハビリを打ち切ることは、生存権の侵害にほかなりません。
  こうした国民の不安に対して、除外規定があるから問題はない、と、厚労省は言い
  ます。しかし、度重なる疑義解釈にも関わらず、現場は混乱するだけで、結果として
  大幅な診療制限になっているのです。
  このままでは、今後、リハビリ外来や、入院でのリハビリが崩壊し、回復するはずの
  患者も、寝たきりになる心配があります。
  リハビリ医療そのものが、危機に立っているのです。
  さらに、厚労省は、医療と介護の区別を明確にした、と言います。
  しかし、医療のリハビリと、介護のリハビリは、全く異質なものです。
  介護リハビリでは、医師の監視のもとで、厳格な機能回復、維持の訓練のプログラ
  ムを実施することは出来ません。

  リハビリは、単なる機能回復ではありません。
  社会復帰を含めた、人間の尊厳の回復なのです。
  リハビリ打ち切り制度は、人間の尊厳を踏みにじるものです。
 
  私達、リハビリ診療報酬改定を考える会は、この、打ち切り制度の撤廃をめざして、
  5月14日から、全国で署名活動を行いました。
  その結果、わずか40日余りで、40数万人もの署名を集めることができました。
  これは国民の300人に一人が署名したことになります。
  この、国民の声は、もはや圧殺できるものではありません。
  厚労省は、非人間的で、乱暴な、この、制度改定を謙虚に反省し、リハビリ打ち切り
  制度を、白紙撤回すべきであります。私達は、これを、強く要請します。

  平成18年6月30日
                    リハビリ診療報酬改定を考える会・代表  多田富雄

          ・・・・・・・・・・ここまで・・・・・・・・・・

番組では、後半は熊本市で医療と介護とが協力しあって、1人1人の患者さんに必要なリハビリを行っている例が取り上げられていました。患者や家族が希望をもってリハビリに専念できるような制度にしていって欲しいです。
by kaze-michi | 2006-07-07 11:45 | 平和・社会のこと | Trackback | Comments(2)
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Commented by 梟マム at 2006-07-07 14:38 x
>自分でも勉強しなくちゃなぁ・・・
>と思っていたので、しっかり?見ました。

えらい! 私は家事をしながら、しっかり見てませんでした。(後悔)

でも、アメリカの事例を「金の切れ目が縁の切れ目なんです」と、淡々と仰っていたのには、唖然としました。
「日本はまだ長いのです」・・・とも言ってましたが、日本もやがて(いや、直ぐに)アメリカのようになるのではないかという不安はぬぐえません。

最近の駐車禁止措置にしてもそうだし、不手際な部分をたくさん残したまま改悪してることが多いように思います。

風路さんの日記で勉強させてください。
Commented by kaze-michi at 2006-07-07 16:29
えッ! 付き人のブログで勉強!!!???  そ、そ、それはおやめになったほうがよろしいかと・・・・・。 お勉強は私(座長)の手取り足取りのダンス指導のほうがよろしいかと・・・・・。
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