2015年 12月 15日
「中道往還~煮貝の道~その2」下見
山梨県の名物に「あわびの煮貝」があります。
江戸時代末期に、沼津港から生のアワビを生醤油につけ、たる詰めにして甲州に送るとき、馬に揺られているうちに熟成した味となったのが由来とのこと。
なんと!「八ヶ岳歩こう会」でその道を辿ってみようということになりました。
担当者が何度も通って目処をつけておいてくれた道を、きょうは下見で一緒に歩きます。
甲府から沼津まで、6回に分けて歩く予定、きょうはその2回目(の下見)です。
右左口(うばぐち)というところがスタートです。
中道往還という名がついている歴史の道でもあります。
それでも、きょう歩いた道もなかなかの道でした♪
本番も楽しみです。
本番は来年4月からの予定。
詳細は「八ヶ岳歩こう会」のホームページに掲載されます。どなたも歓迎です♪
↓ は2001年1月31日の山梨日日新聞の記事です。
♪この生魚もまだ女坂よ
右左口の坂の難場を越えて
あすは甲府に着かなきゃならぬ
急げよ青馬よ急げ青馬
富士山西ろくから沼津へ抜ける中道往還を往来した馬方によって歌われた「中道追分節」の一節。
山梨県と静岡県を最短距離で結ぶこの古道は、江戸時代に"魚の道"としても栄え、「煮貝」の誕生に一役買ったと言われている。 (後略)
上記の歌の前にはこの歌詞があるそうです。(「うっち~の甲州弁講座 山梨の民謡」より)
西は追分 東は関所 せめて関所の 茶屋までも
富士のすそのは 時雨れておれど 甲府の空は 晴れて