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風路のこぶちさわ日記

増田寛也さんの講演会

まわりの木々の葉がかなり落ちて、林がどんどん明るくなってきています。
風路のダイニングの前のカラマツ林ももう8割位は葉が落ち、その向こうに鳳凰三山の稜線が見えてくる時期となりました。野鳥観察にもいい季節です。
そういえば先日、お客様とコックが「キツネが庭を走るのを見た」そうです。

きのう16日は午前中はフットパス研修でしたが、夜も勉強会!
北杜市の議員さんたちが主催しています。全員ではなく「明政クラブ」と「市民フォーラム」という2つの会派だそうです。
講演は元岩手県知事で総務大臣も経験されている増田寛也さん。
増田さんによると、自治体から呼ばれることは多いが、このように市議会議員から、というのはかなり珍しいとのこと。
議員と市民がともに学ぶ、というコンセプトみたいです。
確かに普段、議会や議員さんは遠いところにいるという気がしているので、市民の側からも近づく努力をしないとね・・・。

場所はおなじみ?の長坂コミュニティホール。勝手に地味な会のように思い、何人の人が参加するのかな~と思っていましたが、なんと400人もの人が来ていたそうです。
会場内は私たちがやってきた映画の上映会等とはかなり違う雰囲気。
重厚な・・・というか、地元で根を張っている・・・というか、そんな印象の方が多いような気がしました。

増田さんのお話は、さすがでした。
「大震災とこれからの日本」という大きなテーマを1時間という時間ぴったりにまとめて話されました。声もすっきりと聞きやすい。
災害の時の首長の役割、平時の基準ではやっていけない現実がよく伝わりました。
「津波てんでんこ」ということばは新聞等でも読んだことがありました。「非常時は誰かの指示を待つのでなく、自分で考え行動して自分の身を守れ」ということのようです。それが結果として多くの人を救ったというお話も説得力がありました。

二元代表制にも触れ、議会と市長と両方が選挙で選ばれている意味を改めて考えさせられました。

こちらも第1回だそうです。昼も夜もよく勉強したな~???


by kaze-michi | 2011-11-17 15:53 | 平和・社会のこと | Trackback | Comments(0)