2011年 10月 29日
熊と闘った女(ひと)
山に入る人にとって、熊との遭遇ぐらいオソロシイものは無い、と言っても過言ではないと思います。
できれば単独行は避け、熊鈴をつけ、おしゃべり?をし、熊にこちらの存在を知らせる、というのが基本?でアリマス。
ところが! ダイニングの会話に加わっていたコックが、激しく興奮して厨房にやってきました。
「Mさんが、熊に蹴りを入れて撃退したんだってさ!!!」
「え~!まさかっ!」
早速ワタシもダイニングに出ていき、話を聞いてみました・・・
子熊を連れた母熊と1mの近さで遭遇。子熊はすぐそばの木に登り、母熊は3mほど下がったので、ほっとしたところ、子熊が気になったのか、突然戻ってきてMさんの手と頬を長い爪でグサリ、そのときとっさに足で蹴ったらちょうど熊の眉間に当たり、逃げていったのだとか・・・
その後血だらけの頬を抑えつつ下山しながら、携帯の繋がるところで119に電話、ヘリコプターで救出されたのだそうです。
頬は肌色のテープで済んだものの、口の中を10針縫ったとか。
今年の8月のことだそうです。
「武勇伝」?にみんな目をシロクロさせて聴き入りました。
ワタシは彼女に「金太郎」と命名させていただきました。(矢印の方デス)
無事で(そのくらいの怪我ですんで)本当に良かったです。