2010年 05月 31日
プラハ・チェロ・ファミリー
「祈りのチェリスト」ヴラダン・コチさんが初めてご家族と一緒に来日して演奏することが決まったのです。
これは小淵沢在住の山口さんご夫妻の熱い思いが実現させたものです。
チェコ人であるブラダン・コチさんはヨーロッパではプラハ・チェロ・ファミリーとして奥様と息子さん・娘さんの4人で演奏活動をされています。
ヴラダン・コチさんお1人の演奏は日本(八ヶ岳)でも何度か聴く機会がありましたが、ファミリーでのコンサートは多分これが最初で最後になるのではないかと思われます。素晴らしい演奏家である息子さんが、医者になる道を進むことになったからです。
良心的兵役拒否をして投獄された経験を持つコチさんは、自由の身になってからは多くのチャリティコンサートを行っていて、元諏訪中央病院長の鎌田實さんとともに、チェルノブイリ・イラク医療支援のためのCDを作ったりもしています。
山口さんはぜひコチさんファミリーの演奏を広島・長崎で聴いてもらいたい、とその夢を温めてきました。(本当は沖縄でも、と思っていたそうですが、さすがに個人の力ではそこまでは・・・と残念そうでした)
私たちがその夢を聞かせていただいたのが3年前だったでしょうか?
ついに、あと2か月後には現実になるのですね。
「平和への祈り・核のない未来へ」と題し、広島・長崎・東京・・・そして8月10日(火)には八ヶ岳でコンサートです。
チケットの販売も始まりました。
私たちもこの日はお客様と一緒に聴きにいくつもりです♪
8月10日19:00開演・・・今からワクワクします。
鎌田實さんの新しい本「空気は読まない」に山口さんとコチさんのことが書かれていて、このコンサートのことも紹介されています。