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風路のこぶちさわ日記

君の名は

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きのう、東京の映画館で見てきました。
映像もきれいだし、ストーリーも、いったいどうなっているんだろう?どうなっていくんだろう?・・・と引き込まれました。
人物も魅力的、クスッと笑えるようなセリフも。
都会と田舎の風景、どちらもリアルで生き生きと描かれています。

見終わって、3年前の3月11日に書いた文を思い出しました。

神様が1度だけ、人生のある時点まで戻らせてくれたら・・・
そう思わずにはいられない日。

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by kaze-michi | 2017-02-01 23:41 | 本・音楽・映画・劇・テレビ | Trackback | Comments(0)

きょうは久しぶりの塩尻東座。「FROM EAST」です。
FROM EASTとは、1ヶ月に1回1週間だけ、オーナーの合木さんが「これこそ見てほしい」と選んだ作品を上映するというもの。
今週の金曜日までが、以前書いた「トランボ~ハリウッドに最も嫌われた男~」です。
トランボさんは脚本家で、有名な作品をいくつも書いています。
なんと「ローマの休日」も!

アメリカでも1940年代から、共産党に共鳴する人々が多くなっていました。しかし大戦後ソ連と冷戦状態になってからは、共産党への弾圧が強まり、いわゆる「赤狩り」が始まったのだとか。

映画ではパーティのシーンで、「大道具の連中がストをする」ことを苦々しく思う映画会社のオーナーと、「あなたの利益を少し彼らに分けるべき」というトランボの言い合いが、これからのトランボの苦難の道を示唆していました。

共産党やそれを支持する人々を映画界から締め出そうという「映画同盟」の長がジョン・ウェイン。

自分の娘に「お父さんは共産主義者なの?」「お母さんは?」「私は?」と聞かれたトランボの答えが素敵です。ごまかさず、わかりやすくきちんと伝えていました。
この映画の脚本もとてもいい。クスっと笑えるようなトランボの台詞がたくさんちりばめてありました。

結局、トランボは公聴会で一方的に問いただされたことに対し、自分のことばで毅然と意見を述べたため、議会侮辱罪に問われ、収監されます。
出所しても、ブラックリストに載ったため、仕事がもらえません。(ブラックリストということばはここから来たのかな?)

それで、偽名で脚本を書くのです。・・・その時書いた「ローマの休日」がアカデミー賞を取り、名前を借りた友人が受けとったそうです。
その後もいくつも脚本を書き、アカデミー賞を取ったものもありました。(それもすべて偽名)
変わってきたのは、カーク・ダグラスからスパルタカスの脚本依頼があった頃から。

最後のトランボのスピーチは、胸が熱くなりました。

「自由」の国アメリカも、負の歴史がいろいろあるのだな・・・
理不尽なことでも力を持ってしまうと、個人では抗えなくなるという時代があったのだな・・・

今はどうなんだろう、「昔の」「アメリカだけの」話じゃないのかもしれないな・・・
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by kaze-michi | 2016-12-22 09:23 | FROM EAST | Trackback | Comments(0)

「最高の花婿」

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予告編を見たときから、見に行こう!と決めていました。
きょうが最終日。やっと来られました。

フランスのロワール地方に暮らす、ヴェルヌイユ夫妻には4人の娘がいた。
その娘たちが次々に結婚した相手は、アラブ人、ユダヤ人、中国人・・・
宗教的儀式や食事のルールも、それぞれ違う。

お互いの中にある、ステレオタイプのイメージが差別につながり、何気ないつもりの会話が相手を傷つけてしまう・・・そしてついには、ケンカ別れ。

夫妻の最後の望みは末娘がカトリック教徒と結婚すること。
ついに、相手を見つけ、なんとカトリック教徒だという!
大喜びの夫妻の前に現れたのは、コートジボワール出身の黒人青年!

台詞が軽妙で生き生きしていて、「ありそ~」と思うことばかり。
差別はいけない、と頭でわかっていても、つい、冗談まじりに言ってしまうことばが、思いのほか相手をいやな気持にさせ、座がシラ~っとなってしまうこと多々・・・
やっぱり異文化・異教徒との結婚は無理があるんだな~と思わせつつ、最後は笑いと涙・涙・・・

「違いを楽しむことができれば、人生は豊かになる!」
これがこの映画のコンセプト。監督さんもアフリカ系の女性と結婚していたそうです。

良く知らないことで相手を遠ざけるより、違いを楽しめるようになるほうが、ず~っと人生面白いと思う。

日本の社会は、「違い」にもっとキビシイかもしれないな~・・・
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by kaze-michi | 2016-08-26 23:03 | FROM EAST | Trackback | Comments(2)

「ザ・思いやり」

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きょうの夜、ドキュメンタリー映画の上映がある、と教えていただいて小淵沢生涯学習センターの視聴覚室へ。
日本在住のアメリカ人が監督した「ザ・思いやり」です。

日本に駐留する米軍に、日本は莫大なお金を毎年支払っているそうです。
それを思いやり予算と言うのだとか。
うすうすは知っていましたが、これほどとは!
沖縄や辺野古のことも、三上智恵さんの映画や「うりずんの雨」を見るまで、そして沖縄の現地に行くまで本当に知らなかったな~・・・と思いましたが、この思いやり予算も!

米軍家族の住む、豪華な住宅と、大震災の被災者の仮説住宅の差!
1人の女性が、「思いやり予算を東北の被災地へ」という署名活動を続けていて、その方のインタビューもありました。

映画は監督さんのキャラクターなのかコミカルな場面もあって、肩に力を入れることなく見ているうちに、だんだんその実態を知ることができるようになっていました。
それでもそんな監督さんが見てから眠れなくなった、という米軍によるイラクでの殺戮(まるでゲームのような)の映像もありましたが・・・

なにしろ知ることが大事なんだな~と実感。
教えてくださってありがとうございました。
このくらいの規模の上映会だったら、気軽にできそう!・・・かな?


そして・・・きょうはじめて見た(頂いた)「宮沢ゆか」さんのチラシ!
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by kaze-michi | 2016-04-08 22:08 | 本・音楽・映画・劇・テレビ | Trackback | Comments(0)

ワクワク訪問&エール!

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「八ヶ岳のアルベルゲ」またの名を「アヒルハウス」(?)と呼ばれている、超ステキなお家におじゃましました♪

いいな、いいな・・・と何度も言ってしまいます。
ここからいくつものワクワクするタクラミが生まれるのは間違いない!・・・と思われます。
お部屋のすみにはなんとハンモックが!!!

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ステキすぎ!

午後からは行きたかった映画「エール!」へ。
この映画もと~ってもステキ。

耳の聴こえない家族と唯一聴こえる少女、その素晴らしい歌声が家族には聴こえない。
そんな設定なのに、さすがフランス映画! しゃれたセリフや場面に感心したり、笑ったり・・・
最後はやっぱり・・・ウルウル (T T)

外国の手話(と日本の手話)は少しは共通のものがあるらしいですが、かなり違うとのこと。
もしかしたら「生まれる」は同じ?
この子が生まれたとき・・・という時の手話がなんとなくそんな感じでした。
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原題は「ベリエファミリー」かな?
塩尻東座で25日(金)まで。 14:20~と18:30~
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by kaze-michi | 2016-03-22 21:01 | 本・音楽・映画・劇・テレビ | Trackback | Comments(0)

「エール!」

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きょうから塩尻の映画館「東座」でフランス映画「エール!」の上映が始まりました。

東座の映画はどれも素晴らしいですが、この映画もきっとそう!
前回「顔のないヒトラーたち」を見に行ったときに、チラシを何枚か頂いてきたので、知り合いにも配っています。

3月25日まで上映しているそうなので、必ず行くつもり♪
手話部の特別部会として行くのもいいかも、です。
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by kaze-michi | 2016-02-27 15:58 | 本・音楽・映画・劇・テレビ | Trackback | Comments(0)

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 K 塩尻の東座が近くのレストランとコラボで、映画に出てくる料理を出すんだって

 S どんな映画?

 K え~と・・・・?

 S どんな映画かよくわからないけど、そのレストランには行きたいわけね。

 K (ギクッ・・・ !)

という会話の後、確認すると「イタリアは呼んでいる」というイギリス映画でした。
2人のコメディアンが、イタリアへグルメ取材旅行に出かけます。(ミニクーパーで)
2人ともいろいろな俳優さんのモノマネをするので、よく映画のことをわかっていると爆笑もの、だそうですが、映画はわかっても口調が似ているのかどうかわからないので、イマイチ「置いていかれている感」でした。

それでも風景が美しいのと、料理がおいしそうなこと!そして厨房で作っている場面もあるのでコックは満足そう・・・そして終われば徒歩8分のところにある「トムズ・レストラン」でランチ。
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こんなふうに映画を見たあと、その映画にちなんだ料理をすぐ近くで食べられるとはすごくいい企画♪
映画を見ているときから、いい具合にお腹も空いて・・・!

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塩尻東座、がんばっています!ますます応援しなくちゃ!(レストランとのコラボは特に!?)


★「イタリアは呼んでいる」は10月9日(金)まで。コラボ料理をいただくには東座に連絡が必要だそうです。
★10月24日~11月13日 「沖縄うりずんの雨」を上映!
★「エール!」をリクエスト用紙に書いてきました。
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by kaze-michi | 2015-10-06 23:09 | 本・音楽・映画・劇・テレビ | Trackback | Comments(0)

「パレードへようこそ」

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今年のナンバー1かもしれない。
「パレードへようこそ」

1980年代のイギリス。サッチャー首相の「多くの炭鉱を閉鎖する」という政策に抗議して長期のストライキを行っている炭鉱の労働者たち。
そのニュースを見て「サッチャーにいじめられている」という共通点があるじゃないか!と支援のための募金活動を思いつくゲイのマーク。
・・・・
全く合わないような同性愛者と炭鉱の労働者たち。

それから起こるさまざまなできごとが実話に基づくというのがびっくり。

最初に同性愛者たちが暮らすロンドンにやってくる炭鉱の代表者のスピーチが泣けます。「自分たちが戦っている相手がとてつもなく大きくて、自分たちの運動が無力に思えるとき、どこか遠くで自分たちを応援してくれている人々がいるということが、どれほど力になることか・・・あなたたちがくれたのはお金ではない、友情です」 (正確ではありませんが、こんな感じ)

もちろん、そういう人ばかりではなく、多くの差別や偏見が待ち受けています。

でもこの映画を見ていると、
差別や偏見を持っている人の方が、縛られていて、不自然・不自由に思えた。
偏見から自由になって、「同じひとりの人」として接することができる人ほどしなやかでステキに見える。
最後まで、差別意識から逃れられない人は、なんだかかわいそうなくらい。本人はそれが正義だと思っているふうなのがなおさら。

そして、組合というものの原点を思い起こさせられた。
1人だけでは弱いけれど、一人のためにみんなが力を合わせて強大な会社や政府に立ち向かう。
100年も前に作られた炭鉱の組合の旗にはがっしりと握手する手と手が描かれている。

今では組合ということばが地に落ちたように思える?この国だけれど、組合というものへの信頼、組合員であることの誇りが確かにあったのだ、と思わされた。(今もあるのだと思うけど)
原題はRRIDE。
同性愛者のパレードも「プライド・マーチ」(誇りをかけた行進)と名づけられていたそうです。

俳優さん1人1人の存在感もすごい。
最後のシーンもうるっとします。音楽も良かった。
塩尻東座。FROM EAST。6月26日まで。もう一回見にいきたい。
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by kaze-michi | 2015-06-17 23:55 | FROM EAST | Trackback | Comments(0)

「パーソナルソング」

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「すごーく良かった!」と薦められたので、スケジュール表とにらめっこしてきょう行ってきました。

娘の名も思い出せない94才のヘンリー。
昔好きだったゴスペル曲を聴いたとたん、スイッチが入ったように音楽に合わせて陽気に歌いだし周囲を驚かせた。

この映画はそうした奇跡の瞬間をいくつも見せてくれる。
認知症の音楽療法に関する映画、という枠を大きく飛び越えて、音楽を愛するすべての人に必見の映画。

あなたの思い入れのある歌は何ですか?


何だろう?・・・すぐには決められないです。

が・・・

コックは以前経験しています。
大病をして3週間ほど、ほとんど意識が無かったとき、「100回近く(!)見た」という映画のサウンドトラックのCDを持ってきてもらって、曲を流すと・・・はっきりとその歌詞のように唇を動かしたのです。

あれがパーソナルソングだよねと言うと、他にも好きな曲があるとのこと・・・、まさかマツケンサンバ?

ともかく映画は「すごーく良かった」です!!
塩尻東座ではあしたまで。時間は15時30分から。


あしたは中島和也さんの報告会「沖縄から未来を考える」もあります。
 大泉総合会館2階
 13:30~16:00
最初は映画だそうです。
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by kaze-michi | 2015-01-28 22:44 | 本・音楽・映画・劇・テレビ | Trackback | Comments(4)

「NO」

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少し前、「NO」という映画を見ました。

1988年、チリでピノチェト独裁政権の信任を問う「国民投票」が行われることになった。
投票日までは27日間、
反対派「NO」の陣営に許されているのは、深夜「15分間」のTV枠だけ。

若き広告マンが恐怖政治に挑む、命がけのキャンペーン!


実話をもとにした映画だそうです。

この広告マンが作っていたのは明るいポップな感じのコーラのコマーシャルなど。
知り合いの「NO」派の重鎮(?)からスカウトされ、一応その会議に出てみることに。
すでにできていた映像はピノチェト政権下で起こった過酷な弾圧の数々。

それを見た広告マンは、「NO派」の重鎮たちに問います。
「これで勝てると思いますか?」
気分を害して帰る人もいますが、中心メンバーらしい女性のこたえは「いいえ」。

そして広告マンが作成した映像を見て、「まるでコーラの宣伝だ」と憤る重鎮たち。
このシーンがとても印象的。

それから彼が創り出す映像の数々、明るくポップで、音楽もノリが良くて、
そして、恐怖を乗り越え「NOと言ってもいいんだ」・・・という空気が生まれてくる・・・

最初は深夜の番組など誰も見ない、と勝利を疑わない「YES」派の人々に小さな不安が芽生えてきて、
広告マンの身辺も危うくなったりしますが・・・
ついに「奇跡」は起こる!・・・?

実話にもとづいたとは思えないくらいドラマチックで迫力があり、映画に見入ってしまいました。
そして考えさせられました。多くの人を動かす力とは何なんだろう・・・と。

この国に奇跡が起こる日は来るのだろうか?


★今テアトル石和で上映しているそうです。
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by kaze-michi | 2014-12-10 21:20 | 本・音楽・映画・劇・テレビ | Trackback | Comments(0)