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風路のこぶちさわ日記

カテゴリ:本・音楽・映画・劇・テレビ( 274 )

丹治匠さんのお話

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きょうはあの「君の名は」の美術監督、丹治匠さんを迎えたトークイベントに行ってきました。
丹治さんはなんと、北杜市明野村に在住とのこと!

地元の方たちが企画して、地元の元小学校(の音楽室)で開催されました。
スリッパ持参です!
中学生や高校生、小さなお子さん連れの方など、若い人たちもかなり参加していました。(後から100人近いと発表がありました。パイプ椅子がぎっしり)

最初はスライドを上映しながら、どうやってアニメの画面を作っていくかというお話。
面白かったです。そうか~こうやって、こうなっていくのか・・・なるほど。
会場の人たちからも質問や、映画の感想なども。

第2部では田舎暮らしをテーマに。
丹治さんが移住されたのは、明野がすごく気に入ったからとのこと。
今の仕事は家でもできることが多いので、東京に行くことと北杜市での暮らしがほどよいそうです。明野の暮らしに、いやなことは無い・・・どうしても上げるなら、歩いていけるところにカフェがあったら・・・だそうです。

会場の若者は「何もないからやっぱり東京へ」と言った人もいましたが、ここが好き、出て行ったとしてもここに帰ってきたい、という子たちも。

丹治さんの話で印象に残ったことは、今のお仕事は台湾の映画(?)だそうで、もっとアジアという広がりの中でやっていきたい、今の日本は内向きになりがち?・・・というようなこと。
こういう文化で国境を越えていけたら素晴らしいな~と、そのあたり、もっと聞きたかったです。

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「君の名は」を見に行ったときの日記です。
http://kazemiti.exblog.jp/27499463/

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by kaze-michi | 2017-04-22 23:28 | 本・音楽・映画・劇・テレビ | Trackback | Comments(0)

人生フルーツ

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東京2日目の午前中は空いています。
いくつかの映画館をチェック。やっぱりポレポレ東中野となりました。
「人生フルーツ」

内容はそれほど知りませんでした。
「高齢のご夫婦の庭づくりや畑仕事を中心とした暮らし」という感じ?ちょっと見てもいいかな?・・・と行ってみると映画館はかなりの人。9割位は埋まっています。みなさん良く知っているんですね。

これが、本当にしみじみといい映画でした。
いつもは「良かった」位しか言わないコックが、「もう一度見たい、東座にリクエストしようかな」と言っています!

1日たって、あのシーン、あのことばも良かったよね、といくつもいくつも出てきます。

樹木希林さんのナレーション、修一さんの手作りの作品の数々、庭でとれる野菜や果物や木の実、それを丁寧に料理し、保存する秀子さん。

50年間、ふたりはコツコツ、ていねいに、雑木林を育ててきました。
それを「時をためる」と表現されています。

なんとも言えず温かいユーモアが醸し出されて、くすっと笑いたくなるような小さなシーンの数々。

90歳と87歳、「彼女は僕の最高のガールフレンド」
「長く生きるほど人生はより美しくなる」

すてき過ぎ。
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by kaze-michi | 2017-03-24 23:39 | 本・音楽・映画・劇・テレビ | Trackback | Comments(0)

不思議なクニの憲法

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不思議なクニの憲法という映画(の試写?)に誘って頂きました。

いろいろなところでいろいろな人が、今の憲法が変えられてしまうことに危機感を持ち、自分が何ができるだろうと考え、いっぽを踏み出しているんだな~と思いました。
あるお母さんは小学生の子どもが「戦争は絶対にダメ」とテレビ(のブッシュ大統領)に向かって言ったとき、あるお母さんはこのままじゃ娘さんが大きくなった時が心配と。
生活の中に米軍基地があるのが当たり前と思っていた沖縄出身の学生が、本土に来て当たり前じゃない世界があると気づいたとき、・・・

自宅で毎週「紅茶の時間」というおしゃべりの場を開いているという主婦の方の、「十二条する」ということば、印象的でした。
第十二条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない・・・
不断の努力を「十二条する」という動詞にしちゃっています!

今の憲法について、護憲・平和を守る立場からの改憲という意見もありました。
今、改憲の土俵にのることは心配だけど、いろいろな意見を聞くことは大事かな?

いろいろ考えさせられることがいっぱい詰まった映画でした。もう一度見てみたい。
北杜市で上映されるかな?
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by kaze-michi | 2017-03-07 22:58 | 本・音楽・映画・劇・テレビ | Trackback | Comments(0)

未来を花束にして

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きょうもきのうと同じ長坂商工会へ。
きょうは「八ヶ岳歩こう会」の会議です。これから花のウォークが目白押し!
終わって、うえ松で昼食。

その後、ご近所の友達と買い物&映画へ。

「未来を花束にして」
女性の参政権を求めて立ち上がった「名もなき花」の真実にもとづく物語。
原題はSUFFRAGETTE(サフラジェット)女性参政権活動家のことだそうです。

イギリスで女性が参政権を獲得するまでの戦い(まさしく戦いです)をえがいています。
「女性にも参政権を」という、今なら全く当たり前と思うことが「悪いこと」であった時代!
なんと、たった100年程前、20世紀始めのイギリスです。

主人公の若い母親は洗濯工場で7歳の時から働きづめ。あるとき参政権を求める運動の現場に出会い、少しずつ疑問が生じます・・・
そして少しずつ変わっていきます。

穏健な運動も続いていましたが、それでは全く動かない男性社会に段々「過激」になっていくのです(「すごい!こんなことまでやっちゃうんだ!」と思うことも)。

驚いたのは、この映画に主演している20代の女優さんが、自分の国で女性が参政権を得るまでの戦いのことをほとんど知らなかったということ。「帽子をかぶった女性たちが行進している写真を見たことがあるくらい」だったそうです。

この映画ができたのはこのサフラジェットの戦いを伝えたいと願う、女性たちの出会いからだったとか。制作のアリソンは監督のサラとの出会いを「天からの贈り物と思った」と表現しています。

エンドロールで各国の女性参政権の獲得時期が映し出されます。
イギリスが参政権を30歳以上の女性に与えたのは1918年。運動の指導者、実在の人物パンクハースト(映画ではメリル・ストリープ)が亡くなった直後だったそうです。
日本は終戦後、1945年に法律が成立。

この映画を見るまで、今は「当たり前と思っている一票」のために投獄されることも辞さず、命がけで戦った女性たちがいたこと、知りませんでした。

しかし東座はすごい!「スノーデン」もやるそうです。「きっとうまくいく」の監督・主演のコンビの映画「PK」も要チェック!
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by kaze-michi | 2017-03-01 23:07 | 本・音楽・映画・劇・テレビ | Trackback | Comments(0)

植物記

きょうは植物好きのお客様。
小淵沢駅から観察しながらゆっくり歩いていらっしゃいました!
しかも、風路に到着してすぐに荷物を置いて小深沢川遊歩道へ。
・・・こんな時期に植物観察?しかもポツポツ雨模様・・と思いましたが、お帰りになるなり、
「楽しかった♪」
・・・それは良かったです。何かありましたか?
「木の幹が面白くて・・・」
とのこと!

さらに、風路の本棚から私たちも知らない(忘れていた)本を取り出して、
「この本とてもいいですね」
・・・そうですか?
後から、ページをめくってみると、ほんと面白い!
1月から12月まで植物の様々な写真が見事!アートです。

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木の幹は2月のページの中に。

こんな本です。いつ買ったんだろう?埴沙萌さん?
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風路の通信「風の通り路」の人気コラム「歩く植物図鑑」をまとめてほしいというリクエストあり。確かに1冊になっていたら、植物好きの方にはたまらない冊子となりそうです。
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by kaze-michi | 2017-02-17 23:18 | 本・音楽・映画・劇・テレビ | Trackback | Comments(0)

飯館村の母ちゃんたち

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山梨県立文学館で上映されたドキュメンタリー映画「飯館村の母ちゃんたち~土とともに~」。

二人の母ちゃんがとてもとても魅力的。おおらかで豪快に笑う栄子さんと友人の良子さんのやりとりは時に漫才のよう・・・
ずっと一緒に暮らすはずだった子どもや孫たちと別れ、一人仮設住宅に暮らしながらも、たくましく土を耕し、野菜を育て、味噌や凍み餅など伝統の料理を作り、それを伝え・・・
それだけにその肝っ玉母さんのような栄子さんの苦悩や、嘆き・・・は胸がつまりそうに切ないです。

飯館の風景も美しい。誰もいなくなっても花は咲き、秋には山々が彩られる。
「山にきのこを採りに行ったね」「楽しかったね~」と過去形でしか語れない2人。
荒れ果てた田んぼを見るまなざしの中の悲嘆・無念はどれほどか想像もできません。
家のすぐ脇には黒いフレコンバックが大量に積み上げられています。

帰村が始まるとのことですが、子供や孫のいない広い家に帰る決心はつかない。
国が帰村させるときの基準値の20ミリシーベルトはチェルノブイリでは強制避難の数値とか?


見終わって、ことばにはできない思いをかかえたまま帰ってきました。
少し前に見た「大地を受け継ぐ」のときもそうでしたが・・・

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映画上映の前後には、福島から移住してきたという若いお母さん?お父さん・子供たちが、司会や飯館村の説明などをしてくれました。
3月11日にはさようなら原発まつりが甲府で開かれるので、そのお知らせも!

もう6年・・・でも、本当の収束には、気の遠くなるような年月と費用がかかるのは間違いないようです。

3月11日には北杜市でもパレードと映画(「大地を受け継ぐ」)の上映があります。
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by kaze-michi | 2017-02-05 23:55 | 本・音楽・映画・劇・テレビ | Trackback | Comments(0)

雪です!

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今、こんなです!
あっという間に真っ白に。

雨でなくて良かった~。
これでスノーシューもバッチリと思います。
山の上はもっと降っていると思います(希望)
里は、雪かきがたいへんでないくらいでお願いしたいです(希望)。

これから甲府に出かけます。

「飯館村の母ちゃんたち~土とともに~」というドキュメンタリー映画を見に。
監督は古居みずえさん。帰ってきたら報告を書きたいと思います?
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by kaze-michi | 2017-02-05 12:32 | 本・音楽・映画・劇・テレビ | Trackback | Comments(0)

君の名は

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きのう、東京の映画館で見てきました。
映像もきれいだし、ストーリーも、いったいどうなっているんだろう?どうなっていくんだろう?・・・と引き込まれました。
人物も魅力的、クスッと笑えるようなセリフも。
都会と田舎の風景、どちらもリアルで生き生きと描かれています。

見終わって、3年前の3月11日に書いた文を思い出しました。

神様が1度だけ、人生のある時点まで戻らせてくれたら・・・
そう思わずにはいられない日。

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by kaze-michi | 2017-02-01 23:41 | 本・音楽・映画・劇・テレビ | Trackback | Comments(0)

大地を受け継ぐ

「大地を受け継ぐ」というドキュメンタリー映画の試写会に誘っていただきました。

若者11人が東京からバスに乗って、福島の農家を訪ねるところから始まります。
樽川さんという男性とそのお母さんが迎え入れてくれて、原発事故後のことを語り始めます。
・・・
題名から、農地で畑を耕したりしている様子などを撮っているのかな?と想像していましたが、樽川さんの話が続きます・・・ちょっと意外でしたが、見続けているうちに樽川さんのことばに引き込まれました。
若者たちに向かって、朴訥な福島の訛りで静かに語ることばには、様々な想いがこもっています。
いつか、その場の若者たちと一緒に聴かせてもらっているような気持ちになりました。
最後の方で、若者たちの1人が、「お母さんは福島産の野菜は買わないと言っている・・・」と話す場面があります。それに対する樽川さんの答えも切ないです。

原発事故後の福島で農家として生きていこうとしている人のことばを、これだけしっかり聞く機会なんて無かったな・・・。

見ることができて良かったです。

3月11日のパレードの後、明野で上映されると思います。
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by kaze-michi | 2017-01-28 19:39 | 本・音楽・映画・劇・テレビ | Trackback | Comments(0)

この世界の片隅に

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夕凪の街 桜の国」のこうの史代さんの原作ということもあり、ずっと、「いつ行こうか?いつ行けるか・・・?」と思っていました。

やわらかなタッチと淡い色で、健気で愛すべき主人公のすずさんの日常が描かれています。
世の中がどんどん戦時色に染まっていっても、すずさんは努力や工夫を重ね、家族と共に生き抜いていきます。食料は配給、それがどんどん乏しくなっても、ごはんの用意をしなくてはならないものね。

そのやわらかな温かみのあるタッチと、呉という軍港の町を襲う爆撃の表現の落差がすごい・・・
身近な人が、あっけなくいなくなってしまう日常。
すずさんは絵を描くのが好きなので、すずさんが描く絵がたくさん出てきて、それがとても印象的です。

とてもいい映画だった・・・と思います。

でも・・・何か、ことばでうまく言えないものも残っている気がします。
それが何なのか? この映画が、というより「今の世の中と自分」ということなのかな?
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パンフレットをじっくり読んでみようと思います。

甲府のイオン、きょうが最終日かと思ったら(スケジュールにきょうまでしか載っていなかった)、まだ上映しているようです。お薦めです!
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by kaze-michi | 2017-01-27 23:14 | 本・音楽・映画・劇・テレビ | Trackback | Comments(0)