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風路のこぶちさわ日記

今年初の東座。

ワイン好きなら、きっと食い入るように見てしまうと思います。
 ⇒ 見てしまいました!

フランスブルゴーニュ地方でワイン造りをする家族の物語。
ボルドーに比べ、ブルゴーニュは家族経営の小さな(と言っても広大!)ワイナリーが多いとか。

縛られるのを嫌って家を出てワイン評論家として成功した息子が、家業の危機に悩みながらも自らの手でワイナリーを再建しようと決意する・・・

大地とぶどうの木と人間との間に流れる長い時を感じさせる映画でした。
そして「進歩」は必ずしも人間を幸せにはしない(ワインを美味しくはしない?)かもしれないな~とも。

なにしろ、「見終わった後、大好きな人(たち)と美味しいワインを添えて食卓を囲みたくなる」ことは間違いありません!

この映画は東座と近くのレストラン「メゾン・グルマンディーズ」とのコラボ企画。
見終わった後、ぜひランチをいただきたい!そしてワインをいただきたい!
もう定員いっぱいの時が多いようですが、きょうはなんとか入れてもらえました!ラッキー♪
申し訳ないけれど「ひとりワイン」・・・。

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パンフレットのワイン畑を見ているとカミーノの道を思い出します。
そういえば、「星の旅人たち」も父親と息子の和解の物語でもありました。


●27日(金)まで。ランチとディナーは要予約。(東座に電話して予約していただくシステムのようです。もういっぱいの時も多いそうです)
●他の映画も心惹かれる映画ばかり。「はじまりはヒップホップ」「ミス・シェパードをお手本に」・・・2月末からは「未来を花束にして」も!
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by kaze-michi | 2017-01-24 23:03 | FROM EAST | Trackback | Comments(0)

きょうは久しぶりの塩尻東座。「FROM EAST」です。
FROM EASTとは、1ヶ月に1回1週間だけ、オーナーの合木さんが「これこそ見てほしい」と選んだ作品を上映するというもの。
今週の金曜日までが、以前書いた「トランボ~ハリウッドに最も嫌われた男~」です。
トランボさんは脚本家で、有名な作品をいくつも書いています。
なんと「ローマの休日」も!

アメリカでも1940年代から、共産党に共鳴する人々が多くなっていました。しかし大戦後ソ連と冷戦状態になってからは、共産党への弾圧が強まり、いわゆる「赤狩り」が始まったのだとか。

映画ではパーティのシーンで、「大道具の連中がストをする」ことを苦々しく思う映画会社のオーナーと、「あなたの利益を少し彼らに分けるべき」というトランボの言い合いが、これからのトランボの苦難の道を示唆していました。

共産党やそれを支持する人々を映画界から締め出そうという「映画同盟」の長がジョン・ウェイン。

自分の娘に「お父さんは共産主義者なの?」「お母さんは?」「私は?」と聞かれたトランボの答えが素敵です。ごまかさず、わかりやすくきちんと伝えていました。
この映画の脚本もとてもいい。クスっと笑えるようなトランボの台詞がたくさんちりばめてありました。

結局、トランボは公聴会で一方的に問いただされたことに対し、自分のことばで毅然と意見を述べたため、議会侮辱罪に問われ、収監されます。
出所しても、ブラックリストに載ったため、仕事がもらえません。(ブラックリストということばはここから来たのかな?)

それで、偽名で脚本を書くのです。・・・その時書いた「ローマの休日」がアカデミー賞を取り、名前を借りた友人が受けとったそうです。
その後もいくつも脚本を書き、アカデミー賞を取ったものもありました。(それもすべて偽名)
変わってきたのは、カーク・ダグラスからスパルタカスの脚本依頼があった頃から。

最後のトランボのスピーチは、胸が熱くなりました。

「自由」の国アメリカも、負の歴史がいろいろあるのだな・・・
理不尽なことでも力を持ってしまうと、個人では抗えなくなるという時代があったのだな・・・

今はどうなんだろう、「昔の」「アメリカだけの」話じゃないのかもしれないな・・・
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by kaze-michi | 2016-12-22 09:23 | FROM EAST | Trackback | Comments(0)

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きょうから12月!速い!

今「風のたより」冬号を作っていますが、秋号の映画コラムに月下草舎の笹沼さんが、塩尻東座のことを書いてくれています。それを東座に持って行きたいと思いつつ、・・・まだ果たせていません。

そうこうしているうちに東座から、「NEWS」と映画のチラシが送られてきました。
12月のFROM EAST上映は「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」です。

「ローマの休日」「ジョニーは戦場へ行った」などの名作を生んだ脚本家ダルトン・トランボの波瀾万丈の人生。赤狩りの憂き目に会いながら、別の脚本家の名を借りて書き続けた情熱と才気。彼を支える妻と子供たちとの家族愛が丁寧に描かれている・・・
実話だそうです。

12月17日(土)から。見に行かなくちゃ!

それから、見たい映画のひとつ、「この世界の片隅に」。
こうの史代さんの原作だし・・・山梨県でも上映するのかな?
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by kaze-michi | 2016-12-01 21:16 | FROM EAST | Trackback | Comments(0)

「最高の花婿」

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予告編を見たときから、見に行こう!と決めていました。
きょうが最終日。やっと来られました。

フランスのロワール地方に暮らす、ヴェルヌイユ夫妻には4人の娘がいた。
その娘たちが次々に結婚した相手は、アラブ人、ユダヤ人、中国人・・・
宗教的儀式や食事のルールも、それぞれ違う。

お互いの中にある、ステレオタイプのイメージが差別につながり、何気ないつもりの会話が相手を傷つけてしまう・・・そしてついには、ケンカ別れ。

夫妻の最後の望みは末娘がカトリック教徒と結婚すること。
ついに、相手を見つけ、なんとカトリック教徒だという!
大喜びの夫妻の前に現れたのは、コートジボワール出身の黒人青年!

台詞が軽妙で生き生きしていて、「ありそ~」と思うことばかり。
差別はいけない、と頭でわかっていても、つい、冗談まじりに言ってしまうことばが、思いのほか相手をいやな気持にさせ、座がシラ~っとなってしまうこと多々・・・
やっぱり異文化・異教徒との結婚は無理があるんだな~と思わせつつ、最後は笑いと涙・涙・・・

「違いを楽しむことができれば、人生は豊かになる!」
これがこの映画のコンセプト。監督さんもアフリカ系の女性と結婚していたそうです。

良く知らないことで相手を遠ざけるより、違いを楽しめるようになるほうが、ず~っと人生面白いと思う。

日本の社会は、「違い」にもっとキビシイかもしれないな~・・・
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by kaze-michi | 2016-08-26 23:03 | FROM EAST | Trackback | Comments(2)

マルガリータで乾杯を!

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午前中に諏訪の東座へ行ってきました。

1ヵ月に1週間、オーナーの合木さんが選んだ珠玉の作品を「FROM EAST」として上映してくれます。
今まで見たどの作品も、「見に来て良かった!」と思うものばかり。

きょうは今年初めての「FROM EAST」の初日。
作品は「マルガリータで乾杯を!」。インド映画です。
インド映画は「きっとうまく行く」「マダム・イン・ニューヨーク」「めぐり合わせのお弁当」・・・全部ここで見ました。

脳性マヒで車椅子生活の主人公・ライラの「普通の女の子」っぷりがとても素敵。イケメンに弱かったり・・・
ライラを演じた女優さん、障がい者が演じているのかと思われた・・・とのこと。さもありなんです。

見終わってロビーに出るとカレーの匂い。きょうはなんとインド人のシェフが作ったカレーを東座のロビーで販売しているのです!もちろん頂いてきました♪
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これからの「FROM EAST」も、それ以外の時のラインナップもすごいです。
「顔のないヒトラーたち」「エール!」は見に行く予定。

帰りは高速でまっすぐに帰ってきて、すぐにお仕事。
帰りに見た八ヶ岳は、小淵沢から見るよりぐっと白くなっていました。
スノーシューを楽しむにはもう少しかな?
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by kaze-michi | 2016-01-09 22:44 | FROM EAST | Trackback | Comments(0)

そのファッションが人生

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きょうは「八ヶ岳歩こう会」のウォークがあり、久しぶりで参加するのを楽しみにしていましたが、雨模様のため明日に順延。
であるならば・・・塩尻東座へ!

アドバンスト・スタイル ~そのファッションが人生~」という映画です。
60歳以上のファッショナブルな女性に声をかけ、写真に撮ってブログに発表。それが評判になり、写真集になり、この映画になった・・らしい。

62歳が一番若くて、最年長は95歳!60代はまだまだ若いと思える!?
ファッションもメイクも参考にするのはちょっと全く無理(^^;)。でもその生き方はとてもステキ。今の自分を肯定して、人生を楽しんでいる。新しいチャレンジにもドキドキワクワクしながら。

カメラを向けているのは33才の男性。二人の祖母の影響が大きいのだとか。
彼の、姿勢がとてもいいのだと思う。
自分よりずっと年上の女性に対してリスペクトしている気持ちが伝わってくる。それがこの映画(ブログも写真集も)を成功させたんじゃないかな・・・と思います。

きょうの観客は心なしか、みなさんちょっとおしゃれ。かなり年配と思われる方のスカーフがきれいでした。


きょう頂いたこのあとの東座のラインナップを見ると、10月に「沖縄うりずんの雨」も予定されています!
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by kaze-michi | 2015-08-26 19:20 | FROM EAST | Trackback | Comments(0)

「パレードへようこそ」

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今年のナンバー1かもしれない。
「パレードへようこそ」

1980年代のイギリス。サッチャー首相の「多くの炭鉱を閉鎖する」という政策に抗議して長期のストライキを行っている炭鉱の労働者たち。
そのニュースを見て「サッチャーにいじめられている」という共通点があるじゃないか!と支援のための募金活動を思いつくゲイのマーク。
・・・・
全く合わないような同性愛者と炭鉱の労働者たち。

それから起こるさまざまなできごとが実話に基づくというのがびっくり。

最初に同性愛者たちが暮らすロンドンにやってくる炭鉱の代表者のスピーチが泣けます。「自分たちが戦っている相手がとてつもなく大きくて、自分たちの運動が無力に思えるとき、どこか遠くで自分たちを応援してくれている人々がいるということが、どれほど力になることか・・・あなたたちがくれたのはお金ではない、友情です」 (正確ではありませんが、こんな感じ)

もちろん、そういう人ばかりではなく、多くの差別や偏見が待ち受けています。

でもこの映画を見ていると、
差別や偏見を持っている人の方が、縛られていて、不自然・不自由に思えた。
偏見から自由になって、「同じひとりの人」として接することができる人ほどしなやかでステキに見える。
最後まで、差別意識から逃れられない人は、なんだかかわいそうなくらい。本人はそれが正義だと思っているふうなのがなおさら。

そして、組合というものの原点を思い起こさせられた。
1人だけでは弱いけれど、一人のためにみんなが力を合わせて強大な会社や政府に立ち向かう。
100年も前に作られた炭鉱の組合の旗にはがっしりと握手する手と手が描かれている。

今では組合ということばが地に落ちたように思える?この国だけれど、組合というものへの信頼、組合員であることの誇りが確かにあったのだ、と思わされた。(今もあるのだと思うけど)
原題はRRIDE。
同性愛者のパレードも「プライド・マーチ」(誇りをかけた行進)と名づけられていたそうです。

俳優さん1人1人の存在感もすごい。
最後のシーンもうるっとします。音楽も良かった。
塩尻東座。FROM EAST。6月26日まで。もう一回見にいきたい。
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by kaze-michi | 2015-06-17 23:55 | FROM EAST | Trackback | Comments(0)

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クリストファー・プラマー! シャーリー・マクレーン!
84歳と80歳!!!
「サウンド・オブ・ミュージック」のトラップ大佐がこんなに渋く年を重ねていたんだ。
シャーリーマクレーンの映画デビュー60周年記念作品でもあるそうです。
原題はELSA&FRED

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偏屈で引きこもり気味な頑固じいさんが、一歩二歩と外に出ていく変わりよう。
いい加減でうそつきで夢見る夢子さんのようなシャーリーマクレーンのチャーミングなこと!

人生で笑ったことなどないのではというフレッドがエルサによって笑顔になるところ、なんとも言えません。

人生はいくつになってもやり直せる!「トークバック」と通じるものがあるかも。
でもやっぱり年を重ねてからの出会いは、別れもすごく身近なもの、という切なさもまた。


映画館の出口で、なんとSさんご夫妻とバッタリ!
東座でこの後上映の「イーダ」を見に来られたのだそうです。
 
 私たちは「トレヴィの泉で二度目の恋を」です。 
 ― イタリア映画なの? 
 アメリカ映画だけど、主人公が「甘い生活」という映画が好きでトレヴィの泉にいつか行きたいと思っているの 
 ― あ~マルチェロ・マストロヤンニとアニタ・エクバークね。

さすが!映画の題は聞いたことあったけど、見たことはないのです。


これからの東座のラインナップもすごいです。
 ・陽だまりハウスでマラソンを
 ・パレードへようこそ
 ・グッドライ いちばん優しい嘘

 ・「幸せのありか」「ザ・トライブ」も。
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by kaze-michi | 2015-04-20 23:55 | FROM EAST | Trackback | Comments(0)

またまた雪です

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きのうは、八ヶ岳遊びよりのスノーシューに参加されたお客様。
「山々がきれいに見えた」とのこと、良かったですね♪
きょうはアウトレットに行かれるそうです。

朝食の頃降り出した雪は、一時かなり激しく降っていたので「積もりそうだな~」と心配しましたが、しばらくすると止みました。

昨年のトラウマがあるので(!)、ドキドキです。
このくらいなら雪景色もきれいだし良かったです。

夕方到着されたお客様は温泉から歩いていらっしゃいました。
普段ならどうということはないのだけれど、もうすでに道が凍り始めて怖かったとのこと。
あしたの朝も気をつけないと・・・ですね。
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by kaze-michi | 2015-02-08 21:44 | FROM EAST | Trackback | Comments(0)

クロワッサンで朝食を

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毎月のように通っていた「塩尻東座」にしばらく行けませんでした。
先日、ハガキが届き、1週間の予定だった「クロワッサンで朝食を」を、この大雪のため(?)もう1週間延長するとのこと。

そうであれば行かない訳にはいかない!とご近所の東座ファンクラブ(?)会員を誘って行ってきました。
塩尻までの道はほとんど普通に通れました。両脇にはもちろんたくさんの雪が積んでありましたが。

東座の裏の駐車場から見た巨大ツララ!
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「クロワッサンで朝食を」の主役はジャンヌ・モロー。
奔放に生きてきたと思われる、プライドの高い裕福な女性を演じています。
彼女から発せられる刃のようなことばを受け止める家政婦アンヌ役のライネ・マギ。
二人のやりとりを息をつめて見つめました。
そしてそのストレスから逃れるようにパリの街に出かけていく、アンヌの目を通してみるパリの街がとても新鮮な感じ。
終わり方は余韻を残しつつ、少し希望も感じられました。
ジャンヌモローの存在感はすごいし、ライネ・マギさんの髪型やエプロンもいいね、とは一緒に言ったお友達との会話。

最初のエストニアの風景は今の小淵沢と良く似ていて、雪を踏みしめる感触もすごくわかる!
それから、「クロワッサンはパン屋で買う」もわかる!


今、名作・秀作シリーズとして3月9日(日)まで上映している「もうひとりの息子」もぜひ見に行きたい。
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by kaze-michi | 2014-02-26 20:59 | FROM EAST | Trackback | Comments(0)