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風路のこぶちさわ日記

スノーデン&ダニエルブレイク

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午前中は、郵便局や支所で振り込みなど。

午後から、評判の映画「スノーデン」が金曜日までなので、「今日しかない!」と塩尻東座へGO!
実話に基づいた、オリバーストーン監督の渾身の作。
「機密を暴露した人」という位の認識でしたが、自分の持てるものや未来を投げうって勇気ある内部告発を行ったということのようでした?

日本で今まさに論議されている共謀罪の問題とも共通するのかな?
世界中全ての人の、メールやSNSなど、ここまで監視できるのか!
笑い話のように「これも共謀?」なんて言っていることが笑い話でなくなる世界がすぐそこにきていると背筋が寒くなるような感じがしました。


この「スノーデン」もすごい映画でしたが、東座では、なんとこのあと「私はダニエルブレイク」!・・・という訳で続けてみちゃいました!

この映画もリアル。そして決してよその国のできごとではない!という感じは同じ。
ケンローチ監督が引退を撤回してまで撮らずにはいられなかったという作品です。

大工として長年働いてきたダニエルが心臓を患い医者から仕事を止められ、失業給付金の申請に役所へ行きます。そこに待ち受けるのは「病気」「一人暮らし」「パソコンできない」高齢者には酷な、いくつものハードル。「貧しい」シングルマザーにも役所は冷たい対応。

映画は、無理に?希望を持たせることなく、現実に私たちを向き合わせるけれど、主人公の「自分は一人の尊厳を持った人間だ!」という芯にとても共感。 


しかし、いつもながら、東座「アッパレ」と言いたい!
by kaze-michi | 2017-04-26 23:22 | 本・音楽・映画・劇・テレビ | Trackback | Comments(0)