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風路のこぶちさわ日記

大竹しのぶさんのメッセージと賢治さん

12月6日に安保法制に反対する学生と学者と市民の集会が日比谷野外音楽堂でありました。
そこで紹介された大竹しのぶさんのメッセージが、とてもステキです。
宮沢賢治さんの「ポラーノの広場」を引用しているのです。

賢治さんの作品はおつきゆきえさんの朗読でいくつも出会ってきましたが、この作品はまだ。
題名を聞いたことがあるくらいです。

でもこの集会で、この一節を引用するなんて・・・!
すごい!

この日の集会は残念ながらスケジュールの都合上どうしても伺うことができません。安保関連法に対して、学生さんたちが、そして学者さんたちが一緒に考え行動を起こすなんて、本当に素晴らしいことだと思います。
宮沢賢治さんの『ポラーノの広場』の一節です。

そうだ、ぼくらはみんなで一生けん命ポラーノの広場をさがしたんだ。
むかしのほんとうのポラーノの広場はまだどこかにあるような気がしてぼくは仕方ない。
だからぼくらは、ぼくらの手でこれからそれをこしらえようでないか

ぼくはきっとできるとおもう。なぜならぼくらがそれをいまかんがえているのだから

この何年か、私はいつもこの言葉を思います。
自分の考えていることすら発言しにくくなっている今ですが、俳優として、そして個人としても、きちんと自分の言葉を伝えられる人間になりたいと心から思います。

12月6日の集会が実りあるものになるよう、お祈りしています


・・・ぼくはきっとできるとおもう。なぜならぼくらがそれをいまかんがえているのだから・・・




●12月13日(日)風路20周年アニバーサリー朗読会14:00から、宮沢賢治朗読会です。
(10:30~はおとなのための絵本の会)
by kaze-michi | 2015-12-07 18:10 | 平和・社会のこと | Trackback | Comments(0)