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風路のこぶちさわ日記

2013年12月6日

きょうは、もしかしたら歴史に刻まれる日となるかもしれませんね・・・
あの日、あの法案が通って、どんどんこの国が変わっていったと。

スペイン巡礼の旅報告会の最後に言いたかったことが1つあります。(ホントはもっとね・・・)
最後が切られそうになったので、あわてて「1つだけ感想を言わせてください」と待ってもらいました。

巡礼の道を3週間歩いているとき、やっていることは、歩くこと、食べること(飲むこと)、眠ることだけでした。それなのに毎日充分満たされている、という気持ちでした。道で出会った人々から「ブエンカミーノ!」(良い巡礼を!)とことばをかけられ、巡礼者同士声をかけ合い、この道に受け入れられている、という想いもありました。
荷物は全て自分で背負っているリュックの中。
人間に必要なものってそんなに多くはないのでは?と思ったのです。


食べものと雨風をしのげる家と家族や仲間。
きれいな空気・水・大地・・・自分の愛する土地に平穏に住み続けられること、それで十分だったのかもしれません。

たくさんの便利なものに囲まれていても、快適でも、それが誰かの犠牲の上に成り立つような社会であってはいやだし、そのことを知らされないのも困ります。
理不尽な目に会う人が一人でも少なく、ひとりひとりがのびのびと生きられるような社会であってほしい。

それなのに・・・(ハァ~とため息)


また微力でも自分にできることを考えていくしかないですネ・・・。
とりあえずはこの日のことを忘れないようにします。3年間!
もしかしたら、この法案がこんな形で通ったことによって、多くの人がこの国の未来を案じて、いい方向に変わっていく日になったらいいな~ (報道ステーションを見てみたら国会前はすごい人数でした。名古屋や札幌、広島でも抗議の人が集まっていると言っていました)



(・・・と、いいつつ帰ってきたとたん、パソコンは便利、携帯は便利、あれもこれも欲しい・・・と思っている自分もいるのですが・・・ ー-;)
by kaze-michi | 2013-12-06 23:59 | 平和・社会のこと | Trackback | Comments(0)