2012年 10月 18日
「フクシマからの風」
こういう日は通信を送る作業や、衣替えなどをのんびりやっています。
きのうの夜は風路シアターでした。
もう何度目でしょう?その時々に呼びかけて来て下さった方と試写会をやっています。
1度に10~15人位。
プロジェクターは、知人にお願いして持ってきていただいています。
買っちゃおうかな?でも高いんだろうな~
きのうは、「フクシマの風」というドキュメンタリー映画の試写をお願いされました。
タイトルは聞いたことがありました。監督は加藤鉄さん。
原発事故のあとも、飯舘村、川内村で生きる人(この映画を撮ったときまで)の暮らしとことばを伝えています。
代々牛を飼育している人、山菜と薬草の研究をしている人、自家製のドブロクを作って楽しむ人、山奥で鶏を飼いながら理想郷づくりをめざす人、田んぼに水が入るとそれはきれい、地球の鏡のよう・・・という人。
「日常がそこにあった。自然と向き合う、優しいまなざしと時間の流れがあった。
いくつもの四季をめぐり、人類以外の命とも向き合って生きてきた方達がそこにはいた」(シンガーソングライター・えびはらよしえさん)
映画の最後の方で、もう連絡がとれない方もいた、というナレーションが入ったときには、胸がズキンとしました。
この映画ではありませんが、以前新聞で、東京の娘さんのマンションに避難している年配の女性の「毎日畑に出ていた日々は疲れる時もあった。今は何もすることが無くて楽だけど、こんなに辛いことはない」という(ような)ことばをなぜか思い出しました。
12月頃ささやかな上映会をしたい、と思います。
千葉の阿部です。
"風の通り路"最新号、無事に到着しました。
今回の特集は裏磐梯。
良いところですよね(八ヶ岳はもっと良いですが!)。
結婚前、仲間と桧原湖カヌー、
裏磐梯クロスカントリー&テレマークスキー。
(秋の五色沼で見た水の美しさは格別でした)
結婚後はゲレンデスキーで出没(軟弱!?)。
八ヶ岳方面を除いて、足しげく通った場所でありました。
思い出に浸っていると「時が過ぎるのは本当に早いなぁ」と
しみじみ感じてしまいます。
父母にもお言葉をいただき感謝です。
被災地は地域によって復興スピードが全く異なり、
地方団体の政治力が明暗を分けているようです。
そんな中、小生の実家は、浸水した家の修復も
地道に且つ、順調に進んでいます。
狭い仮設暮らしながらも、体調を崩すことなく
周囲の方々に支えられて生活しているようです。
感謝、感謝。
風路様におかれましては
健康に留意され、八ヶ岳の素晴らしい晩秋と
初冬をお迎えください。
ありがとうございました。
いつも温かいコメントありがとうございます。
本当に通信を作る時の励みになっています。
細々とですが、なんとか続けていこう!と言う気になります。
本当に旅行も楽しいのですが、帰ってきてまた八ヶ岳の良さに気付くというのも幸せです。