2011年 10月 19日
蜂蜜
今月はトルコの映画「蜂蜜」です。
全編「詩」のように美しい。
バックに流れる音楽もいっさい無くて、自然の音だけ。
セリフも本当に少ない・・・けど6歳の少年の心の動きが伝わってきます。
宮沢賢治さんの世界にも繋がるような気がしました。
絶対に家のテレビで見る映画ではなく、暗い映画館の中で日常と離れて見る映画だと思います。
これからも見たい映画が続きます。
来月は「Mary and Max(メアリー&マックス)」と「未来を生きる君たちへ」、12月は「木漏れ日の家で」。
帰りに寄った「赤兎」で第14回蓼科映画祭のチラシをいただきました。
「大鹿村騒動記」「ハーモニー心をつなぐ歌」「ラースと、その彼女」等々見てみたい映画もありますが、29日と30日じゃあ無理そう・・・
この映画祭は小津安二郎さんを記念しているので、もちろん小津作品も。今年は「浮草」と「浮草物語」。
「浮草物語」は無声映画のようです。コックが熱烈なファンである女性弁士・澤登翠さんの名前がありましたから。