2010年 10月 30日
活動弁士・澤登翠さん
車で約40分走って茅野の新星劇場へ。
茅野の駅前からのぼりがはためいています。
新星劇場前はテントが並び、昨年同様豚汁やおでんがふるまわれています。
小津安二郎監督の「生まれてはみたけれど」。1932年のサイレント作品です。
弁士はお目当ての澤登翠さん。
←小津監督ゆかりの方々や上映作品の監督さん、松竹映画の代表?の方。
→澤登翠さんのご挨拶
腕白な子供たち、父親や母親、先生、上司・・・すべてを一人で語っているにもかかわらず、映画の中の人物が語っているように思われ、弁士の存在を忘れてしまっています。
血湧き肉躍る活劇もいいですが、こういう作品を弁士の語りで聴くのもまた良かった。
次の作品を見るために大ぜいの人が並び、テントの外も内も賑やかでした。
茅野の町を挙げてのイベントという熱気を感じました。あしたは「麦秋」とか、「おとうと」とか「マルタのやさしい刺繍」も!
蒼井優さんのトークを聞くためには8時半から整理券をもらわなければならないそうです。